★改)Płock プウォツクへ行って来ました1(ヤッターマン)
★Płock プウォツクへ行って来ました2 カテドラルに大興奮
★Płock プウォツクへ行って来ました3 動物園へ!
の続き完結編です
3日目はほぼホテルで1日過ごし、ものづくりを楽しんでおりました。
あまりにも肩が痛いので(最近右肩がずっと痛いのです)湿布を求めてちょっとだけ外にでました。
しかし湿布が簡単に薬局では買えず、あったのは温湿布…というかこれは貼るホッカイロだなというもの。
肌が弱いので、説明書きには直に貼れとありましたが服の上から貼って様子見。
この痛みには、温めた方がいいのか冷やしたほうがいいのか…肩と言うより肩の前面の鎖骨と肩の間が痛いのです。
胸の上の方と言えばいいのか、ここはなんと言うのでしょう?
最近は毎日痛くて、腕があがらないわけでは無いのですが、筋肉痛のような痛みです。
どなたかご存知の方いらっしゃれば、教えて下さい。
薬局探しに道を間違えて、予定外に歩くことになり、結果いい運動になりました^^
今回はボレスワヴィエツや編玉のジッパーチャームや、
自分好みの色や形でアクセサリーを作りました^^
晩御飯はピザを食べにいきました。
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4日目の朝。
この日の主人の仕事は14時までだったので、それまで街を散策していました。
何てこと無い普通の住宅地を歩いて行きます。
「いい天気だなぁ~♪」 静かな住宅街です。
行きたい教会があったのでそれを目指し、もう地図がなくても
大体わかるようになっていたのでなんとなくで歩いていきます。
すると見えてきました、教会!これかな?
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中は入れませんでしたが、
また今までとは違う内装でしたよ!
なんてったってまず白黒!
そしてなんだか白い装飾がなんというのでしょう、
おどろおどろしい!?
魔術が使えそうと思ってしまいました。
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Kościół pw. św. Jana Chrzciciela
ポーランド語は1つの単語が長いのでよく略します。
教会の名前でよく見るこれらもです↓
pw・・・pod wezwaniem(専用の), św・・・święt(聖なる)の略です。
観光で一番よく見る略は
DW.CENTRALNYのDworzecドボジェツ(列車駅)、
Kraków Gł.のGłównyグウヴニィ(メインの)
ですね^^
なぜワルシャワ中央駅がWarszawa Głではないのか、それは昔の中央駅が隣にまだ残されているからです。
現在は鉄道博物館になっています^^
おどろおどろしいというか、とげとげしい!?
天井もシンプルで、あまり見ない柄。
Ksiądzとは司祭という意味ですが、司祭さんがここで眠っているようです。
左のタデウシュさんの苗字がKról。Królとは「王様」の意味なので、
名前からしてトップにつく家系のような感じがしますね!!
どなたかわかりませんが、少年?青年?の絵が飾ってありました。
何か特別な日があったのでしょうか。
できることなら中に入ってゆっくり見たい教会でした。
またの機会があれば・・・今度こそ!
どうやら私は裏側から歩いてきたようです。目の前の柳の木が立派でしたよ!
正面にはarcybiskup=大司教の像。高い建物がないので空が広い。
*ヨハネパウロ2世ではありません。
「まっすぐいけば、あの教会にいけるはず!」と脳内地図が見えたので、
実はここに来るのは3回目。
初日泥に埋まり断念、
2日目ついたのが17時すぎ、教会が開いているのが17時までで中が見られず。
そして3度目の正直!
Parafia Kościóła Starokatolickiego Mariawitów
またの名を
KATEDRA MARIAWICKA
英語だと
Temple of Mercy and Charity
1911年建設開始、1914年8月15日に完成した修道院と大聖堂が一緒になっているところです。
ネオゴシック様式で建てられています。
3つの塔で飾られた大聖堂の正面と、反対側ドーム型になっています。
2006年には、中央式典が旧カトリック教会100周年に関連して開催されました。
こちらのページではこの教会での最初の司教の写真が見られます。
これだけ司教が並ぶともう圧巻ですね。バチカンよりオーラを感じますよ!
ここの綺麗さは行かないとわかりません!(なので行って!)
実際歩ける敷地がせまいので、ドーンとあるのですが、きっちりおさまっているので、
遠くからも撮れず、これが限界。
ブルーグレーというのか、水色がくすんだというのか、そんな色です。
ペンキがはげているところや窓もかなりくすんでいて、廃墟かなと思う位です。
がしかし、それなのに綺麗という不思議。
大聖堂はこのように修道院とつながっていて、
ほんのり奥の窓にあかりが灯っていて、人気は全然しないのですが、シスター達が住んでいるのだと思われます。
でも一つの窓からしか明かりが見えなかったのでちょっとコワイ雰囲気も・・・
「ここだけタイムスリップしたようだ・・・中はどうなってるのかなぁ」
とちょっと不安だったのですが、普通のポストをみつけて
「あ!ポストがある!てことは、ちゃんと毎日見に出てくるんだろうな」
と、すぐに現実に戻れたので不安も飛んでいきました^^
この細いところが正面。入口もあちら。窓は一部割れている・・・?
少しだけ開いているドアの隙間から中へ入ってみると・・・
ああ、残念。ここも中には入れなかった。でも見れるだけでも十分!!
そしてよくよく見てみると・・・
うわぁ~~
なんて綺麗なんでしょう~~~~
うわぁ~というかWHOAAAAAA という感じ。
今まで見たことのない綺麗さです。
日本だったら結婚式場でありそうな雰囲気です。
2階もあって、大きさはそんなに大きくないけども天井が高くて、
白とベージュの上品なバイカラー。柄はなく、しかし縁取りだけでもこんなに綺麗!!!
何かいると思ったらきっとポーランドの鷲でしょうか?対でいました。
そして、最初は全体の雰囲気ばかりに気をとられ、
いいないいな~きれいだな~~と見渡していたのですが、
ふと正面のイエスをよく見て見たら、
まぁなんて綺麗なんでしょう!!!!
コレ!この完璧なデザイン!
そして色!!
見ればみるほど魅力的なのですが、私が好きなのは
まず中央の鍵が交差しているところ。この鍵もまた形がいいですね。
そして両サイドの塔。その塔もまた装飾が細かいこと!左右対称なのもいいですね。
そしてそのまま上に目をやると、中央の高くそびえる塔の上の黄金の十字架!
この十字架もただの棒じゃないところがまたいいですね。
黒×金もいいですが、白×金のこのなんたるホーリー感。
このパーツだけで10枚以上は写真を撮りなおしました。
この3枚から削れなかったので全部載せました:P
一人で狭い入口のところで蜘蛛の巣と戦いながら、大興奮のひとときでした。
こないだの泥も、もうひっかからないぞ!
この付近はかなり貧しい雰囲気の場所で、東南アジアの一部の国を思い出しました。
国内の格差はやっぱり結構ありますね。ワルシャワって本当に都会。
ありがとう大聖堂。
また来れたら、次は是非中に入れますように。
目的を達成したので、あとの2時間どうしよう~ととりあえずお散歩。
あぁいい天気だな~とベンチに座って
この景色を眺めながら写真を撮っていたら・・・
「おぉ~僕のスウィートハート~♪(意訳)」
「かわいこちゃんが写真を撮ってるよ~♪」
え?私?とふとカメラから目を離したら、ニコニコした男性が歩いていて、
「僕達も撮って~♪」
なんて嬉しそうなんでしょうね。笑
「いいよ~!どうぞ~!」
「わーいありがとう~!!♪」
そしてチェックすることはなく撮られた事に満足して歩き出す2人。
2人の楽しそうな陽気なお散歩は、微笑ましいいい出来事でした^^
いつもならポーランド語を話している時点でまずびっくりされるのですが、
そこに突っ込まれなかったのは滅多にないのでこれぞヨッパライ。
※観光中は酔っ払いはなるべく関らないように避けましょう※
再び少し冷たいそよそよ風に吹かれながら日向ぼっこをしていました。
遠くに見える、日陰と日向の部分見えますか?
丁度雲があるところとないところで、少しずつ雲が動いているのが地表で見えるこの風景が
大好きなんです。とても穏やかな気分になれます。
いやぁ~いい所だな~♪
この辺に住んでいたらここは毎日散歩だな~♪
ここのベンチに座ってヴィスワ川を眺めていました。
(デジカメよりも携帯の方がキレイ・・・。)
実際はこれくらいいい天気でした!
チェスがいつでもできるイス。ポーランドでよく見かけます^^
2011年にヴィスワ川が氾濫した時、このヴィスワ川の向こう側の町は
壊滅状態になったそうです。ワルシャワも大変だったそうですよ。
赤い実がこの辺にもたくさん。
葉っぱの色が少し白っぽくて、地中海のような雰囲気です。
秋の雰囲気を感じながら、「あ、ススキだ!十五夜だ!月見だんごだ!」
とここから月見だんごが食べたい欲にかられています。
「そうだ!モロ(ポーランド語で桟橋)に行こう!」
モロといっても川の中へせり出しているわけではないので、
いってもたいしたことないかな~なんて昨日までは思ってたのですが、
カフェもあるし時間もあるので行ってみることに。
今はまだ高い所にいるので、これからおりていきます。
実を見ながら、空を見上げながら。
「おや!?これはなんだ!?」
ぷくっとした実がなっていました。なんだろうな~でも知ってる気もするな~・・・
おりてきました。さっきいたのがあの家の前なのでかなり高いですね。
これだけあれば洪水も心配ないですね。
ポーランドの地質は砂漠の砂のよう。川辺もまるで白浜ビーチ。
モロの入口がずっと先なのでしばらく歩きます。港だ~
「あぁ!あの実はこれか!」
花をみてわかりました。これバラジャムになるバラです!
てことはジャムになるのは花びらだと思っていたけど実だったの!?
花びらがポンチュキのジャムと同じ香りがするので花だと思っていました・・・
こうみると、ちょっとKrakówのヴァヴェル城みたい?^^
いざモロへ!
歩いてみたらとってもいい雰囲気!ウッドデッキっていいですね~♪
風が吹いてきて、ちょっと寒い。外で川を眺めながらにしようと
思ったのですが、中へ入ることに。
わぁお、なんてかわいいカフェなの!
平日でオフシーズンということもあって空いていて、のんびりしようと広い所へ♪
ケーキはお姉さんのお勧めのハワイアンチョコレートケーキというもの。
紅茶は普通のアールグレイを頼んだのですが、AHMADのティーセットがかわいい!
やっぱりポットに、カップもマグカップでなくティーカップ&ソーサーというのがいいですね♪
あまーいケーキとおいしい紅茶でしばらく過ごしました。
これも滞在中に作ったシードビーズのブレスレット♪
夏はきっと沢山の人で遅くまでにぎわっているんでしょうね~♪
ここから眺める夕日もロマンチックにちがいない!
時間が近づいてきたので、ホテルへ戻ることに。
ここも来てよかった~♪
ただ一人旅だと、この楽しさを共感できる人がいないのでそれがちょっと寂しいですね。
次は主人を連れてこよう。
パイプオルガンがとてもよかったカテドラル。
下から見るとやっぱりお城のように見えます。
来るときに女性が3人でせっせと草抜きや痛んだ花をつんでいた場所。
文字になっている?M??
帰りもどうせなので違う道から。階段をのぼるのがきつかったです。
これも教会っぽいけども、建物もつながっているのでブラザーの方かな?
ここは入れず。
最後にこちらも入れなかったところがあいていたのでちらっと。
ここも、教会というより、宮殿の一部屋のよう。
ポウォツクの教会は、どこもそんな印象でした。
「カシタン~カシタン~!!」とうれしそうに拾って遊ぶ子供たち。
Kasztanとは、セイヨウトチノキの実です。あぁ日本の栗が食べたい。
広場(Rynek)にもお別れ。相変わらずのポーランドカラーの白赤はきれいでした。
14時ポウォツク出発!
渋滞になる前によく見た畑のロールをピラミッド型につんだもの。
よく積んだな~!
ある道路の標識
これを一瞬で理解しなければならないなんて、無理!
(奇跡的にうまく写真が撮れましたがかなりのスピードで走っていました)
でもこれ、実はまだましなほうで、こでは出口が4つしかないのでまだいいですが、
8以上ある出口の看板もあったのです。それこそ一瞬じゃ解読不能です!
いっきにワルシャワへ。
ここは新市街(の下)
キュリー婦人の像と噴水公園があるところです。
ここまで来た事がある人はどれくらいいるのかな?
そして旧市街。でこぼこっぷりは反対側からみてもカワイイ!
時間があれば旧市街も下におりてみてみるのもいいかもしれませんね^^
そして最後に旧王宮!
外側から見る旧王宮は全く違います!こちら側も素敵なんですよ~♪
ということで、ここから超渋滞にはまりいつもの倍以上かかって家に着きました。
ちょっとした一人旅はとても楽しかったです。
今月また行くかも知れないので、その時はまたあの大聖堂に行こうと思います。
プウォツクもいい町でした。
プウォツク日記(完)