GWも始まりこれからのポーランドは絶好の観光シーズン!
観光でなくてもポーランド人も大好きです。
長い冬から抜け出し、毎日いい天気!
「なんて気持ちのいい暖かさ!気持ちがいいわね〜!」が毎日のお隣さんとの挨拶です。
さて、そんな観光シーズンな中、日本人にとって海外旅行での最大の難関である言語。
ポーランドはポーランド語です。
ポーランド語なんてあるんだ!とよく言われますが、
世界一難しい言語なんて言われることもあるような言語の一つです。
表記はアルファベットとśćąęłóżźńなど独特のものが混じっていて、
かつ、ポーランド語の単語は子音が並ぶので、大体はローマ字読みでいいのですが
読めない時が多いと思います。
肝心の英語はどれ位通じるのかというと、
観光地だけまわってお店も大きなショッピングモールだけなら英語でなんとかなります。
というのも、
今の若い子達は学校で英語を学んでいるので英語が話せます。
店員さんも若い子なら大体の所で英語が通じます。
個人的な感覚でですが今35歳以下なら英語は通じると日常生活で感じます。
それ以上は全く通じません。
日本人に突然英語で話しかける感じと似てます。
HELLO . THANK YOU と数字位は通じますが、それくらいです。
レストランやカフェは若い子が働いている事が多いので大抵は英語でどうにかなると思います。
飲食店で注意したいのは、レストランが特にですけど、
日本みたいにメニューに写真が付いていることの方が少ないです。
英語表記のメニューある場所なら英語わかる方ならいいですけど、英語分かってるつもりでも
意外とメニューの英語ってわからない時多いですよね・・・(私だけ?笑)
ワルシャワで食べるなら、セントラルにあるショッピングセンター内のレストランか、
英語メニュー+写真もあるザピエツェクで食べることをオススメします!
トラムやバスはどうかというと、見事にポーランド語のみです。
新しい車体なら中に電光掲示板ついてるのでまだ次どの停留所か分かるのでいいですけど、
古いのにあたったらアナウンスすらないので非常に難しいです。
むしろアナウンスあっても、音声と文字がポーランド語知らないと
まず一致しないと思うので目で停留所の看板を頼りにおりるのがベストな方法です。
ちなみに運転手さんに話しかけることは出来ますが、やはり英語が通じることは少ないと思います。
運転中なのでまともに相手してくれることも人によりますし、
心配な方はおりたい停留所名紙に書いて、運転手さんに見せて近くに座っていればきっと「ここだよー!」って教えてくれると思います。
(これはどの国でも使える方法ですので紙とペンは持ち歩いていると何かと便利ですよ!)
タクシーはどうかというと、バス同様です。
おじちゃん運転手が多いので英語はなかなか通じないと思いますが、
行き先の住所を見せればいいので通じなくてもOKはOKですね。
その前に「観光客がワルシャワでタクシー使うようなことあるかな?」と疑問に思うくらいです。
駅からもセントラルからも離れた所へあえて行くなら、それはそれでいいと思うのですが、
ほとんどはバスとトラムでどうにかなります。
本数も路線も多いですし何より安いですからね!バスやトラムがおすすめです。
タクシー使うとしたら夜中の移動のみだと思います。
基本的にはタクシーはぼったくりばかりなので、これはかなり注意が必要です。
私達も普段使う時は必ず信用できるTAXI会社に電話して呼んでます。
私たちが安心して使っているのがMPTタクシーというところです。
ポーランド人の彼曰くここなら大丈夫だそうです。
でも流れタクシーを拾ったことはないので100%とは言い切れませんが、
話しかけてくる人はまずぼったくりますのでやめましょう。
タクシーは日本と比べたら安いですが、土日祝日料金というのがあります。
さらに、22時以降は深夜料金もあります。
乗る曜日や時間にも注意してくださいね。これらひっかかるとほんとに高いです。
日本と同じくらいかかってしまうと思います。
支払い時現金がなくても大体はカード払いも出来ますのでクレジットカードは持っていた方がいいですね。
(JCBはダメです)しかしカードが使えないタクシーや、使えるって書いてあっても今機械が壊れてて使えないということがしばしばあるので、ある程度現金は持っていることをお勧めします。
ちなみに機械が壊れているパターンはお店でもたまにあるので、その時は諦めましょう。
ポーランドはほとんど、どんな店でも基本的にはクレジットカード払いが出来ます。
言語から話が少し逸れてしまいました。
街中の看板は基本的にはポーランド語のみですが、観光地は英語表記もあります。
ポーランドに住んでる人でも英語のみで長く生活している人いるので
なんとかならないこともないですが、英語もままならない人は「どうにかなる!」だけでくると
何かあった時こわいのでどうか油断だけはしないでくださいね。
なんでもそうですけど、大体は確かになんとかなります。どうにかなります。
でもそれは運がいい人だと思うんです。
たまたま近くに人がいて、たまたまその人が優しくて、たまたま時間があって、
たまたま英語も少し通じて、はたまたたまたま現地の日本人に会えて・・・・
私は怪我はしたことはないですが、
数年前、日常英会話ができる程度の状態で英語圏ではないところへ旅行した時に、
その運がなかなか得られず苦労したことがあります。
運が得られるまでは一人で異国をさまよい(これは運良くと言えると思いますが襲われることはありませんでしたが)目的地へ行くまでに本当なら15分で行ける距離を半日かかったことがありました。それでも運よくチケットの買い方が分からない私にチケットをくれて「これに乗りなさい!」と教えてくださったおばさんがいたりと安全に帰って来れたので運が良かったのだと思います。
これがもっと運のない人、まして常識もない人になると、亡くなるパターンですね。
笑い事ではなく、よくありますよね。
外国は外国です。日本じゃありません。
日本の普通は他の国から見たら普通じゃありません。
むしろ日本で無い国から見ると日本は本当に異国文化すぎて、
日本の普通を話すと口をポカーンと、または呆れられたり、
笑われたり色々ですが逆とかではなく次元が違うような感じです。
今でも思いますが、日本だけ同じ地球人とは思えないほどです。
どんだけ違うんだと。
とはいっても人間ですので同じような人もいます。
宇宙人と考え方や価値観が同じなんて滅多に無いですよ。とても貴重であることは確かです。
出会えて本当に嬉しい友達が数人います。
その人たちがいたからこそ私は今でもポーランド生活を続けることが出来ています。
また話が逸れてしまいましたが、
海外旅行する上で英語話せないのに行くなんて無茶にもほどがあるということ。
私はバックパックではないですがフリーの一人旅を色々してきたので
経験者の一人として忠告します。
なんとかなる、は普段から努力している人、努力できる人だけが言える台詞であること。
自ら行動をすぐに起こせる人。
それなりの経験があって、だからこそ行動にすぐ移せるような人が言える台詞です。
友達が大丈夫だったからといって自分も大丈夫なんて保障がどこにあるのか、
友達と自分が全く同じ境遇なら少しは安全でいられる可能性があるかもしれないけども、
同じ人なんていませんし全く同じ時なんてないですよね。
でも海外旅行はほんとうにいいものです。
新しいものに溢れ、一時一時が人生のいい経験になります。
これは行った事がある人にしか分かりません。
日本でいくら調べて知っているつもりでも、日本にいる人には絶対に分かりません。
それほど外国というものは、気付かない当たり前すぎるものから違うものです。
その違いが新鮮で楽しい・面白い!と思えるか、
「なんで違うの!?」と拒絶するかの違いは人によりますが・・・
(おばちゃん団体に多いですね^^;先日もトイレについて怒っている団体のおばちゃん方見ました。)
やることやってれば怖いものは何もありません!
こうして、「ポーランドで英語は通じるだろうか?」という疑問を
調べたあなたのこの行為は素晴らしいものです。
そしてこれまでにもきっと沢山のことをすでにお調べだと思います。
なので、正直ここまで来てくれた方なら、常識ありますからそんなに心配せずとも大丈夫です^^
事件に会う様な方はそんな事さえもしないものです。
何も知らないのに、「英語は共通語なんだからどこの国でも通じるもんでしょ?」と
勝手な自分の考えを押し付けていざ来て問題になるのです。それじゃ遅いですよね。
何かあってからでは遅い。
せっかくの旅行なんだから限られた時間を楽しく過ごしたいですよね。
下調べは未知のものを調べるので本当に苦労しますが
(特に英語圏でない所は名詞でさえまず頭に入ってこない!)、
するとしないでは現地での行動と自分の気持ちとしても大きな差があります。
私は今は英語・ポーランド語・ギリシャ語(文字読めるだけ)・スペイン語(少しだけ)が分かるので、
ヨーロッパでは基本的には大丈夫ですが、それでもまだまだ問題あります。
★英語が分かると、基本的には世界中の観光地だけならなんとかなる。
ほとんどの国で大都市なら住むことも出来る。
ちなみに私は留学経験一切ありません!ただ好きなだけです。
★ポーランド語・チェコ語・・・ウクライナ語・ロシア語・・・ギリシャ語
ポーランド語とチェコ語は発音が非常に似ているので話せば理解できますが読む事はできません。
レストランや地図を見るときに苦労します。
・ウクライナ語もポーランド語と発音が似ているので話せばなんとなく理解できますが、
キリル文字なのでこれを知らなければなりません。ロシア語も同様です。
・ギリシャ語は言葉は全然違いますが、キリル文字のようなあれは読み方は
ロシア・ウクライナのそれと同じなので、ギリシャ語が読めると
ウクライナ・ロシアでも通り名やお店の名前が読めますね。
読めばウクライナならポーランド語と意味が似ているときがあるので、
ウクライナでは私が読んで、ポーランド人の彼が意味を察する、なんてことがありました。
・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語はラテン語なのでちょっと違いますが
単語ならなんとなく分かります。観光地が多いので旅行ではラテン発音の英語ですがなんとかなります。
ドイツ語・フランス語はまた別ですね。
個人的には隣のハンガリー語や北欧の言葉も知ってれば・・・
と思いますがもう頭パンク状態です笑 デンマーク語とフィンランド語は勉強したいものです。
ヨーロッパはEUとまとまったかたまりがあるのに、
それぞれの国で言語が全然違うので面白いですね!
どこかの言葉知ってる方に、こんな感じでこことここ似てるというのが参考になるといいです。
ポーランド語は今私にとっては便利です。^^
みなさんにとって海外旅行がいい思い出になりますように。
指さし会話帳のポーランド語版は本当に良くできています。
とても便利ですので英語にも自身がない方でポーランドに来る方は是非。
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2015/02/01追記:英語がペラペラなら大丈夫なのか?という事について、
ガイド日記の余談を書きました。こちらもあわせてご覧ください♪
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