Frankfurt am Main
2014/07/05-06
1泊2日でフランクフルトへ行ってきました。
初めてのフランクフルト。フランクフルト観光情報を調べても調べても「何もない」と思わせる場所・・・
ドイツの有名な都市だし、旅行会社で働いていた頃は留学生も多かったし、
行きたいってよく聞くしきっとヨーロッパの東京みたいなところなんだろうな~
ドイツの建物楽しみだな~~
なんて思ってたんですが・・・さぁどんなところだったんでしょう。
私が見たフランクフルトについて書いて行こうと思います!
フランクフルトって人口70万人くらいしかいなくて
ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐ第5の都市だそう。
えっハンブルクやケルンよりも下!?
ミュンヘンをバカにしていたーてっきりなんだかんだで
フランクフルトがなんでもNo.1だと思っていた勘違い人間は私です。
いつも素直に思ったこと書いている分
今回の日記はちょっと否定的な部分が多いのでご了承ください。
国際金融の中心地であり、工業や産業の中心で、
フランクフルト空港は世界最大級のハブ空港だし、
鉄道でも中央駅は世界最大級のターミナルだって言うし…
ワクワクしながらとにかく今回も早起き。
4時起き6:30のフライトでワルシャワからフランクフルトへ。
飛行時間はわずか1時間半。
(ワルシャワのいいところは、ヨーロッパの主要都市がどこも近いということ♪)
そして着いたフランクフルト アム マイン空港(FRA)
アム マイン とは、アム=~の上に マイン=マイン川という川の名前を指しているようで、
この辺フランクフルトという地名が多くて、分けるためにここは
「川の上(上方?)にあるフランクフルト」だよーということのようです。
ドイツ語が少し分かる彼を見直しました♪
さてついたターミナルが悪かったのか、こんなもんなのか分からないのですが、
私が利用したところは天井が低く、特に何もなく、
気付いたらいつの間にか外にでていたという不思議な構造の空港でした。
「え?こんなもん?」と空港好きな私にはちょっとがっかり。
空港から市内まではメトロで。
分かりやすく英語でも書いてあるので、すぐ乗り場も分かりました。
券売機。カード払いももちろんOKです。
日本語はありませんが、英語で。市内までの片道は4.35ユーロでした。
この中央駅の中がどこもアンモニア臭くて嫌~な感じでした。。。
フランクフルトって改札がないようで、
改札の意味合いとしては日本みたいな改札口がないのもありますし
(これはヨーロッパで多いと思います)改札そのもの、
つまりチケットを確認するという行為も機械ではないらしいのです。
なので買った切符はそのまま何もせず。
切符チェックする人にも往復とも今回は会いませんでした。
待っている間のホーム。
何もなく、大きくも無く、特にきれいでもなく、ハイテクなわけでもなく、「え?こんなもん?」
車内も少し暗くて、ドアの閉まる音が一応自動だけどもガチャンとうるさくて、
ドイツの電車ってこんなもんなの?とまたまたショック。
薄暗いのとドアの音からキエフを思い出しました。
車両も中がつながってなくて、つなぎ目のところはバスの一番後ろのように椅子が並んでます。
着きました中央駅。ここの中央駅はドイツ語で
Frankfurt (Main) Hauptbahnhof 、
表記ではFrankfurt Hbf.と書いてあります。
世界最大級のターミナル駅。
電車が沢山止まっていて、お店もパン屋さんが多く、
ドイツと言えばプレッツェル。あのお菓子の小さい硬いプレッツェルではなく、
大きなパンになっていて、そこにハムなどをはさんでサンドイッチになってるものが多く見られました。
「あれにはさむの!?」とちょっとびっくり!
挟む面積が少なく思ったのです笑
カフェやマクドナルドもここにありました。
広報の壁だけヨーロッパらしい壁が残っていました。
これが全面的にあったときの駅を見てみたかったなぁ~♪
外観はこんな感じです。観光客というより、移民が多い場所なので
多分住んでいる人だと思いますが、韓国人とトルコ人が沢山いました。
アジア人でなく韓国人。イスラム系なのでトルコ人だけとは言い難いですが
彼曰くここはトルコ人の移民がとても多いそうです。
中央駅前の通り。レストランや服屋さんなどが並んでいますが、
レストランも中華料理屋さん、韓国料理屋さん、ケバブ屋さんがよく目に付きました。
(ポーランドにあんまりないからかもしれません)
ホテルを目指して歩いている途中の道。
駅から5分ほどの近いところにこうして高層ビルが並んでいます。
欧州中央銀行(ECB:European Central Bank) もありました。
でっかいユーロのマーク!!
ここはヨーロッパでは高層ビルが並ぶ場所として最大級だそうです。
これで驚いていたら、そりゃ東京すごいってなるわと納得。
日本人にとっては見慣れた光景です。ミニ霞ヶ関のような雰囲気の場所でした。
この日は丁度先日W杯でドイツが勝った次の日で、土曜日ということもあり、
お店はどこもしまっている&吐瀉物&ゴミがそこら中に・・・・・・
景観はあまりよく無かったです^^;
道に迷いながらもやっと見つけたヒルトン!
今回はヒルトンに宿泊です。
ヒルトンフランクフルトはとてもきれいでした。
ホテルについては書きたいことが山ほどあるので別途書きます!!!
朝が早かったのでホテルに着いてしばしお昼寝zzzzz
今回のフランクフルトの目的は観光ではなく、彼の仕事に関するものなので
私も観光場所ない事リサーチ済だったのでのんびりホテルで過ごしました。
ホテルから見えた塔へまず行って見ました。
近代的な建物の中これだけ古い建物。
エッシェンハイマー塔(Eschenheimer Turm) というそうです。
15世紀に建てられたもので、当時は街を守る防護壁の一部だったそうですが
壁はすべてもう無くなりこれだけ残されているそう。
下はレストランになっていました。
この辺りほんとレストランというよりパブが多くて、
ご飯を食べるというよりもビールを飲むための場所ばかり!
さらに丁度サッカーの試合がやっていた時間だったので
どこもTVを設置してあってお客さんは見入っていました。
不思議に思ったドイツ1。
横断歩道が分かりにくい!
白いはしごではなく、この点線の内側全部?が横断場所だと思うんですが、
ここはまだ人がいなくて点線も綺麗に見えるから良いんですけど
他の場所はどこからどこが横断場所だか分からないほど広かったりして
「ここ渡っていいのかな?」と信号見つけるのも一苦労でした。
不思議に思ったドイツ2
歩いていたら見つけた「間MA」
間ってなんだ!
MAは必要だったのか!?
なんだその名前は!笑
ちょっと高そうなお店が入っているビルだったんですが、
上の「間MA」を見て拍子抜けしました笑
反対側には、カトリック(だと思う)モニュメントとバラが。
ここだけリアルホーンテッドマンションのような、いい雰囲気でした。
こういうの期待していたのにここ以外こういうのは見つかりませんでした。
こんな素敵なものがあるのに、反対側の「間MA」ときたら・・・。笑
本当はもっと近くで沢山写真撮りたかったんですが小雨だったので駆け足。
歩いていたらいきなりショッピング通りに出ました。
人が沢山!お店も沢山!
あ!あの教会あった!!
唯一観光としてふさわしいであろう教会です。実際には大聖堂でした。
レーマー広場というところに行きたいんだけどどこにあるんだろう~ととりあえず歩き回る。
中央にはこうして木が並んでて、カフェや休憩スペースになっていておしゃれでした。
通路も広くてショッピング楽しむには良い場所ですね!H&MやZARAなど普通のお店も。
スタバが入っている建物だけ古い建物のまま、 色も違って良い味だしてました。
そしてたどり着いた!
聖バルトロメウス大聖堂
Cathedral of St. Bartholomew (Dom St. Bartholomaus)
この塔も登れるそうですが、まず開いているのかどうかもわからなくて
閉まっている雰囲気だったので行きませんでした。
残念ながら工事中。
ここ出口かな?入り口は別にあるのでここはなんだか分からないんですが、
上のレリーフの細かさに感動。
歩いていたらマイン川にでました。
決して綺麗な川ではありませんが、川沿いは気持ちがいいものです。
何本も橋が架かっていて、良い景色でした。
晴れていればもっと綺麗だっただろうな~
川沿いからどこからでも見える大聖堂。
そして川沿いの道がずーっとこうしてフェンスで仕切られてて、何かの準備をしているようでした。
次に見つけたドイツっぽい建物。
このとんがり具合はポーランドには無いので、エキゾチックで嬉しいです。
色合いも違いますね!角ばってるのがドイツっぽいかな、
いや窓が多くて縁取りしてあるのもドイツっぽいかな??
そしてやっとたどり着いた
レーマー広場 Römerberg!
この右の建物は教会だったようで、調べたら旧ニコライ教会 (Nikolaikirche)というものでした。
はぁ教会だったらここも行って見たかったけどもフェンスで囲まれててそれどころじゃなかった。
あの奥に見える枠組みされた建物がまさにドイツっぽくてかわいいですよね!
そうこれが見たかった~!!!!
非常に残念ながらイベントがあるようでせっかくの良い景色のはずの、
唯一の場所がこんなことに・・・なんて残念なの。
これを見たらもう帰ってもいいくらいだったのに・・・。
真ん中には泉があるそうですが見事に客席でかくされてしまっていました。
レーマーRömerとはローマ人という意味だそうです。
ここでは旧庁舎をさすようで、これがそのレーマーです。
これで、どうみてもポーランドの国旗にしか見えないんですけど、なんでなんで!?
と不思議に思っていたら、彼曰く、「確かフランクフルトの旗も似てるんだよ」とのこと。
そして調べてみました。
↑上がポーランドの国旗。
実際の国旗にはこのワシは入りませんが、比較のため。
ちなみにこの鷲はポーランドの国章です。
↓そして下がフランクフルトの市旗。
どんだけそっくりなんだ!!!
でも良く見ると、羽の密度や尾が違いますね。
どちらも鷲だそうですが、いやーほんとそっくりですね!
ちなみにポーランドの国旗は白赤の2色で、それを逆にするとインドネシア・モナコになります。
インドネシアとモナコは縦と横の比が違います。豆知識でした~♪
いろんなとこにあった鷲。フランクフルトのマークだったんですね。
せっかく綺麗なはずの広場も本当に残念。
今「レーマー広場」を検索して調べたらほんとにこの設置されてるものさえなければ
本当にきれいな広場でした。クリスマスはここでクリスマス市が開かれるんだとか。
どうしてこんなに似ているんでしょうね。
ドイツとポーランドってとんでもなく仲が悪いはずなのに。
今でも年配の人はドイツが生理的に受け付けないようです。
彼も別に嫌いじゃないけど、ドイツ語だけはポーランド人としてのジェネティックなのか
耳障りで嫌だと言っていました笑
こんなタイプのお店がよくありました。ソーセージが美味しそう。
飲んで食べて~ですね!
イベントの招待は翌日日曜に開かれるアイアンマンの大会でした!トライアスロンです。
川沿いを走るんだな。
ちょっとだけ見えた建物。建物大きくてきれいなのに、後ろに下がれずこれが精一杯。
この辺の建物だけちょっといい雰囲気でした♪
トラムも良く走っているようです。
パウルス教会。
レーマー広場から離れると普通の路地に。W杯のおかげで賑わってました!
後ろを振り返って。
この教会?も中は入れるかどうかわからないほどの微妙っぷりで諦めました。
そしてまた大きなショッピングモールがあったとおりにいつの間にか戻ってきていました。
綺麗な通りですが、特にドイツらしいかといわれたら、そんなことはないかな。
とにかく人が多かったです。
屋台のような小さな店が沢山出てましたが、
おなかが空いた私たちはレストランを探して晩ごはんへ。
「MAREDO」という、なんだかスペインみたいな名前のレストランですが、
ファミレスのような雰囲気でなんと日本語のメニューもありました!!!!
頼んだのはグラーシュ(ビーフシチューのスパイスがきいたスープみたいなもの)と、
バーガー!!!
普通のバーガー頼んだのですが、なんとハンバーグが3枚!
ポテトもものすごく美味しくて、二人で大満足したレストランでした。おなかいっぱい!!
これに二人でジュースも頼んで全部で40ユーロでした。
サラダバーもあって、食べたかったんですがほんとにこのバーガーセットのボリュームがすごく、
ポテトも一見少なく見えますが、これ一本一本が大きいんですよ!
あのフォークも普通のより大きいですからね!
ポテトだけでおなかいっぱいです~~
ということで1日目はホテルへ戻ったのが22時頃。
ゆっくりして休みました。