前回も私のブログを読んでメッセージをくれた方のガイドをさせていただきましたが、
今回もなんと同じように読んで下さって、メールをいただいた方N様と半日お供させていただきました。
こうしてブログを読んで下さり、私を信じて連絡いただけるのがとても嬉しいです!
ご出発までの間にもメールのやりとりから、お会いできるのが楽しみでした。
N様は愛知県からいらしたご夫妻で、海外旅行も慣れていらっしゃいます。
前日は「英語が出来ない」なんて聞いていましたが、
切符をご自身で買えたり、メトロに乗ったり、バスも乗ったと聞いてびっくりしました!
ジェスチャーながらも近くにいた人に助けてもらったそうですが、
優しいポーランド人とも触れ合えてよかったです^^
この日は前日行けなかった所を私がご一緒しました。
祝日だったのでほとんどの場所が閉まっていて、バスやトラムも土日扱いになるので
日本ではなんでもない金曜日でしたがこちらでは特別な祝日でした。
それではN様ツアースタート♪
<8:30 マリオットホテル集合!>
ホテル前集合だったのですが中に入ってみたら丁度お会いすることが出来ました。
きっとN様も少し不安だったかもしれませんが私もドキドキしていました。
声をかけたらとても気さくなN様!おかげですぐに緊張の糸が解けました^^
私の趣味をわかってくださっていてとっても可愛いプレゼントまで下さったんです!
ありがとうございました!
まずはヴィラヌフ宮殿へ行きました。
調べたところ、ヴィラヌフだけは休日でも開いていたのでバスで向かいました♪
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DW.Centralny またはCentrumのバス停から519番バス(wilanow行)
または
椰子の木がある所のFoksalバス停から116番もしくは180番バスで終点(wilanow行)まで
片道30分(4.40zl)です。
木曜日入場無料 !
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ヴィラヌフには宮殿だけでなく教会もあります。
丁度着いたときにはミサがやっていたので中まではゆっくり見れませんでしたが、
ここも綺麗な教会です。
そして広い敷地内にはこんなモニュメントもあります。
この時はろくにご説明が出来ず申し訳なかったのですが、
調べましたところここは
アカデモスの墓(ラテン語からきたアカデミーの元の言葉で
おそらくここでは学のある人の意味だと思います)という場所でした。
ここに寝ていた2人の像は、
ポーランドの詩人であるJan Kochanowski ヤン コハノフスキ(1530-1584) と
Franciszek Karpiński フランチシェク カルピンスキ(1741-1825)
だそうです。時代は全然違うので不思議なんですが、
ポーランドでは詩人が偉大な人のようにみるように感じるのでそのせいでしょうか。
このお墓とっても細かいつくりで綺麗なんですよね!
写真見切れてしまいましたがライオンも四端それぞれにいて守っているように見えます。
そしてこれがヴィラヌフ宮殿です。
ちょっとオープンまでまだ時間があったので先に隣の庭園に入りました。(別途入場料5zl)
上の写真の左に入り口があり、そこにある自動券売機でチケットを買います。
すぐそこにチケットをチェックする人もいるので見せて中へ入ります。
綺麗な花が咲いていて、奥様と一緒にしばし花の写真を撮って楽しみました♪
これなんだろう!?と二人で話していたピンクの大きな花。
面白いのは茎や葉っぱが多肉植物のようにしっかりしているのです!
そして調べました!
これはマンネングサ属のセダムという種類の花だそうで、
その中の「Autmun joy」という種類のようです。(多分です。)
マンネングサというのは種類が沢山あるんですね。
この花でこの多肉にはびっくりでしたね!
それから大きなダリア!ダリアも調べたらまた種類が沢山あってびっくりでしたが
このダリアたちは花びらがとがってなくて調べているときのダリアとはちょっと違うなと思いました。
この赤いのは本当に大きくて、重そう!
どこまで花びらがあるの!?どこまで開いていくの!?と隣のつぼみにも興味がわくほどでした。
こんな真ピンクのもありました。鮮やかないい色でしたね~♪
庭園は宮殿裏まで続いています。
ここに来るのは3度目なのですが、
こんなに花が綺麗な時期に来たのは初めてなので私も楽しんでしまいました。
ヴィラヌフ宮殿はこのパステルイエローが特徴的ですね!
ぐるっと1周して、出口のところにトイレがあったんですが開いていませんでした。
チケット売り場でチケット(20zł)を買い、ちょっと分かりにくいですがここが入り口です。
ちなみにすぐ隣の地下からのびている入り口、これ出口です。
チケット売り場はここではなく、ここから宮殿の門を出て、
そのまままっすぐ道路に出るまで行ったところにあります。(ここから100mくらい)
入って階段をおり、手荷物を預ける場所があります。(無料)
トイレもここにあるのでいけるうちにいっておきましょう!
ヴィラヌフ宮殿はコレクション部屋が沢山ありました。中国コレクション部屋。
真っ白い部屋と、その隣には大きなコンサートホール!
たまにコンサートやるそうですよ!
上の柵のところからオペラ歌手が出てきたりする演出もあるそうです。
大きな彫刻も沢山。
ここの廊下は天井まで絵がとても綺麗でした。
入り口のこんな鉄枠も綺麗でしたよ♪
今度の部屋はまた豪華!
N様お二方と「この壁は本物かな~」「あの石はあれは偽者だ!」「ここの彫刻はすごいね~」
などお話しながら館内を歩けたのがとても楽しかったです。
建築関係でお仕事されているご主人は、とても興味深くいろんなものに
目を向けられていて私も気付かなかったことを沢山教えてくださいました。
天井の装飾、よく見たら天使達の脚や腕が立体的に出てきているんです~!
こんなの初めて見ました!
画像が悪くて申し訳ないですが、とってもかっこいい当時の服も展示してありました。
奥様と一緒に、服の裁縫の方をどうしても見ちゃうよね、と話が合ってちょっと嬉しかったです^^
団体客が沢山いて、日本人団体客もいましたがここにいたのはスペイン人団体客。
ご主人は建築に詳しくて、色々教えてくださいました^^
ただ見るのではなく、こうして詳しい方といると物の見方が変わるので楽しいです。
ラズベリーの間と呼ばれる部屋。壁は布が貼ってあり高級感溢れていました。
これはもしやチェンバロなんじゃないかと思ったもの。
あけてみたかったけど触ったら怒られちゃうので写真だけ。
ちょっと気持ち悪いと思ってしまった天井の天使の足。笑
そこだけ3Dって!笑
いろんな部屋があって、宮殿に入るのは2回目な私ですが、
しばらくぶりだったので一緒に楽しんでしまいました。
<ヴィラヌフを後にして次は旧市街へ>
バスで移動です。
8月15日のこの日はマリアの昇天した日というカトリックの祝日だったのですが、
もう一つ、10倍もの相手だったロシアとの戦いに勝ったミラクルな日でもあったそうで、
街中では軍事パレードのようなものが準備されていました。
残念ながら私たちはちょっと渋滞に巻き込まれたくらいなんですが、
この日の夜のニュースでは戦車が走っていたり、
アメリカや他の国の陸軍の行進もやっていたそうです。
お気に入りの聖アンナタワーへご案内!
人が沢山いたので写真を撮ったらミニチュアのように見えました^^
本当に気持ちの良い日で、天気はいいけど暑くも無く、
風も気持ちよくてここから見える景色を説明したり2ショットを撮ったりして過ごしました。
タワー横でポーランドの山の地方のチーズ「Oscypekオスツィペク」をつまみました^^
これは羊のチーズです。ヤギのように臭みもなく、
お酒のつまみにももってこい!塩味の聞いた美味しいスモークチーズです。
これがオスツィペク。
こんな感じで一口サイズのもあります。
あぶって、クランベリーチーズをかけて食べると美味です。
ここから帰りに郵便局へ寄って奥様の手紙を発送し、コンビニでお菓子を買い、
ホテルへ戻ってあっという間にお別れの時間になってしまいました。
マリオット・ワルシャワのエントランス1
マリオット・ワルシャワのエントランス2
マリオット・ワルシャワのエントランス3
マリオット・ワルシャワのチェックインカウンターが
マリオットからバスで1本で行けるということで、バス停でお別れです。
あっという間でしたがとても楽しい半日をご一緒させていただくことが出来私もとても嬉しかったです。
N様、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています~!!!!